2025年7月18日
第4分散会報告
司会・座長 | 髙橋副会長、水野中央協監事 |
参加者 | 16名(北海道、青森、福島、秋田、東京、群馬、新潟、愛知、三重、大阪、兵庫、滋賀、広島、愛媛、福岡、宮崎) 地区協等の役員(男性10名、女性6名) |
分散会は、参加者から自己紹介と討議テーマを中心に報告を行ない、その後、意見交換を行った。
討議テーマ要旨
1.レク・サークル活動の現状とコミュニケーションを活性化する取り組み
- 多くの地区協等において、会活動はレク・サークル活動が中心となっている。
*コロナ禍の影響等についての報告は無し。 - レク・サークル活動のメニューは、グラウンドゴルフ、パークゴルフ、平坦地等の緩いハイキング、花見、バス旅行(一泊・日帰)、ボウリング、麻雀、等。
- 高齢者レクとして、誰でも参加できる「昼食会」や、女性参加を促すため、あえて女性だけのレク(ナイスミディの旅)の設置等、それぞれに工夫している事例が紹介された。
- PCやデジカメ教室を開催し、発表の場も提供(NTTビルやろうきん等)し、好評。
- レク・サークルの募集方法は、年度初めに年間予定を郵送し返信してもらう等、工夫をしている報告多し。課題は、参加者の減少、参加者の固定化、予算の減少⇒ほぼすべて組織から報告有り。
- レクの全国大会はできないか。⇒意見として聞くが、各支部協等で独自の交流の場として実施している事であり、会の親睦の場としての位置づけもある。全体的な合意形成には馴染まないと考える、と対応。
2.ジェンダー平等の取り組み状況、及び女性主体の活動の活性化に向けた取り組み
- 地区協としての活動報告は少なかった。
- 会活動に参加できない理由として「介護」や「孫の世話」があげられているとの報告有り。⇒家庭の課題を抱えており課題は多い。
- 「女性の会」活動に男性も参加を希望しているので、名称変更を予定との報告もあり。
- 女性参加は「積極的に出たい」「出たくない」で二極化しているとの意見あり。
3.会員数減少に伴う課題、会員の高齢化に対応する課題
- お元気コールやお元気訪問はほとんどの組織で実施されている。
- 70歳までの雇用継続で、仕事をしている会員が多い。
- 高齢者が被害にあう事件の影響で、電話はほぼ出ない。訪問しても出てこない事もあるが、独居者対策として訪問活動は大切であるとの意見多し。
- 高齢化で車の運転もできなくなった会員が多く、各種の集まりが悪くなっているとの報告も多し。⇒移動手段や距離感が今後の活動のキーワードとなるのではないか。
4.その他
- 新会員がいなく、会員の高齢化が進む一方なので今後の「退職者の会」が心配である。
- 「100歳祝」の設定を検討願いたい。⇒「ありがとう」の慶弔制度を構築した経過や財政面の説明。また、支部協独自で「100歳祝」「99歳祝」を設定しているケースがあることを紹介し、支部協等で検討してもらいたいと対応。
- 役員手当があるのかとの質問があった。「支部協では独自の設定や交通費の支給をしている例もあるのではないか。」と回答。「交通費は支払うべき」や「会の役員として、この仕事はボランティア(無償)でいいとは思えない。今後組織として検討が必要になるのではないか」との意見が多くだされた。
