2025年7月18日
第3分散会報告
司会・座長 | 本橋副会長、山田監事 |
参加者 | 17名(岩手、栃木、埼玉、千葉、神奈川、山梨、新潟、富山、福井、京都、岡山、鳥取、香川、徳島、長崎、宮崎、沖縄) 支部協役員(男性11名、女性6名) |
役員経歴などを含めた自己紹介の後、各支部協の活動状況や討議テーマについての報告をうけ、課題等について意見交換をおこなった。
討議テーマについての意見交換要旨
1.レク・サークル活動の現状等、会と会員とのコミュニケーションの活性化
- レク、サークル活動は地区協が中心
- 文化活動として、OBOG大学(電友会と共催)で年2回講演(南部藩の歴史、終活について等)を行っている
- レクは多くの参加者を集めたいが予算等を含め内容について悩んでいる
- 幹事会の後、会員も含め「介護セミナー」を開催
- 10年くらい前であればサークル活動も積極的に参加してくれたが、今は高齢化で参加を尻込みしている
- NTTのOB・OGの文化祭に参加している
- サークルの報告などはブログを利用している
- サークルが19、その内3サークル(大正琴、舞踊、コーラス)は女性のみ
- 会員作成の作品展を年1回開催
- NTT主催の美化運動「富士山クリーン作戦」に参加
- 2年に1度一泊二日の親睦旅行(今年は山形へ80名参加)
- 今まで一泊二日で開催していた総会は日帰りとし、遠い地域の会員はWeb参加とし参加者を増やす取り組みを計画
- 各行事のあとにはアンケートを取り、次回の参考にしている
- グラウンドゴルフ大会を遠いところはバスをチャーターし開催した
- 「お元気ですかコール」は電話と訪問でおこなっている
- レクは支部協主催と地区協主催がある
- レク活動では先のこともあるので夫婦での参加を進めている
- 8地区に分けて「はなみの会」を開催している
- コロナ禍以降は日帰りとした親睦旅行は家族を含めた参加を進めている
- レクは楽しいのだがメンバーが固定化しているので他の会員も参加してもらえるよう意識している
- サークルは12、内女性だけのサークルが2(読み聞かせ、カラオケ)
- 年1回本島から宮古と石垣へ隔年で交流会を行っている(旅費等は自費だが毎年20~30名が参加)
2.ジェンダー平等の取り組み状況及び、女性主体の活動状況等
- 女性ミーティングでは各地区協から複数名の参加で、「高齢者施設の現状」や「消費者トラブルの事例と対処方法」などの話を聞いてきた
- 女性会員で「とちのみの会」を作り交流している
- 支部協役員の半分が女性(女性の意見が通りやすい)
- シニア連合に女性2名を派遣している
- 常駐体制には男性役員以外に女性役員11名も輪番を組んでいる
- 年1回女性主体の「女性のつどい」(レク・サークルで練習したものを披露)を開催(今年は90名参加)
- 女性サークルで年1回旅行
- 2年に1回の基軸大会では女性の参加目標を3割にしている
- ジェンダー交流会を実施、24名参加、男性・女性の意見を直接聞けて良かった
- 会員の30%は女性、支部協役員では35名中、10名が女性
- 昔から女性が働くことが多い県なので女性から意見を言うことに慣れている
- 支部協から各地区協の幹事の一人は女性をと言われている
- ジェンダーの取り組みは難しいが少しずつ進めたい
- 女性委員会を昨年の8月に発足させ、現在Web会議で今後の活動を検討中
- ジェンダーの取り組みは退連の活動に参加している
- 支部協役員9名中、今年の大会で4名やめるので女性を入れたいがいない
- ジェンダーの取り組みは女性活動を進めるよう地区協へ提議し、数回実施したが島しょ部を含めた小さな地区協には難しい
- ジェンダーの取り組みではグル連、県退連と共同で「ジェンダー平等を考える女性の集い」を計画中
- ジェンダーの取り組みは県退連と共催で年1回、勉強会を開催(50名~60名参加)
- 女性の活動は難しく、多くは孫の面倒があるからと断られる
3.会員数の減少、会員の高齢化に対応した課題
- 小さな地区協について、会員も増えず平均年齢80歳を超える地区協もあり今後の課題
- 「お元気コール」を80歳以上の会員を優先に行っている
- 家庭訪問を単身高齢者に対し手土産を持って実施している
- 80歳会員に地区担当がギフト券を持って訪問しているが不明者が多くなっている
- 地区協毎に高齢会員、単身会員へ定期的な「お元気ですかコール」を行いレク・サークルへの誘いなどを行い、孤立化をさせない取り組みを実施
4.その他
- 「ありがとう」のお祝い時に往復ハガキを同封し近況報告をもらい機関紙に掲載している(郵送費の値上げが課題)
- 独自の弔慰金1万5千円を5千円とした
- 年度末以外の退職者にも入会の勧誘を実施
- 最近、N労新聞停止の依頼が多い
- 物故者法要を2年にi回開催、2年間で200名近くが亡くなっている
- 郵送料が高くなり宅配に変えた
- 平和行動に向けて千羽鶴を折っている
- 地区協役員が選挙もあるので「お元気ですかコール」として直接訪問をしているがなかなか会えない
- 誕生月にお祝いのハガキを送っていたが郵便料金の値上げでどうするか検討したが続行の要望が強く続けることとした
- 機関紙は年6回発行、92%は手配り、山間部は郵送
- 手配り要員と支持者・紹介者のお願いで回ったが直接、対面で話をすると理解される
- 独自制度として80歳のお祝い(3000円)を検討
- 地区協でも独自の機関紙を発行しており手配りし安否確認もしている
- 65歳を過ぎても働く者が多く役員への声がかけられない
- 機関紙は月1回発行、郵便代が100万円掛かっている
- 数え歳でのお祝い(73歳、85歳、97歳)、今年の対象者が100名
- 退職者説明会は分会と一緒に一週間かけて行い、ことしは45名が入会した
- 小さな地区協の今後の在り方の検討が必要
5.共通的な意見・課題
- レク・サークル活動での参加者の減少、固定化
- ジェンダーの取り組みでは県退連等との取り組みが多い
- 高齢者対策は「お元気ですかコール」や訪問を定期的に実施している
- 役員のなり手不足問題(特に女性)
- 郵送料の値上げ
- 特別講演は話も分かりやすく貴重な話もあり概ね好評
