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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2026年7月30日
「2026沖縄ピースすて~じ」について

情報労連「2026沖縄ピースすて~じ」は、6月23日(火)~25日(木)の3日間開催され、全国各地から組合員・退職者104人、沖縄県協現地スタッフ、全国からの支援スタッフ47人の合計151人が結集し行動が展開された。また、連合が主催する「2026平和オキナワ集会」にも参加し、連合の仲間と共に恒久平和を誓い合った。
退職者の会からは、熊本県支部協・岸田純代副会長、鳥取県支部協・大上覚事務局長、福岡県支部協久留米地区協・諸冨晃副会長、中央協・相馬真琴事務局長の4名が参加した。

1日目・23日

1.

初日15時から「那覇文化芸術劇場なはーと大劇場」において、「連合2026平和オキナワ集会」が開かれ870人が参加した。集会の第1部では、沖縄タイムス編集局長・赤嶺由紀子氏による「報道から平和を問う」と題した基調講演、第2部として平和式典が行われた。
平和式典では、参加者全員で戦没者に対する黙祷を捧げた後、主催者を代表して芳野友子連合会長は、「安心して働くためには平和であることが大前提。沖縄戦の悲惨さを忘れることなく、二度と戦禍を繰り返してはならない。核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて、全国の仲間と共に継続して平和運動に取り組む」と挨拶した。次に地元を代表して仲宗根哲連合沖縄会長、来賓として玉城デ二―沖縄県知事から挨拶を受けた。その後、沖縄から次の平和行動の地である白井秀治連合広島事務局長にピースフラッグがリレーされ、最後に、堀川恵連合沖縄女性委員会委員長が読み上げた、「在日米軍基地の整理・縮小」「日米地位協定の抜本的見直し」「世界の恒久平和の実現」をめざすとする「沖縄からの平和アピール」を採択し閉会となった。

2.

引き続き会場を移し、情報労連「2026沖縄ピースすて~じ」の結団式が行われた。
主催者を代表して十川雅之副中央執行委員長は、「沖縄戦の悲惨な実相、今に至る日米安保条約や米軍基地問題を、見て・聞いて・伝えるだけではなく、今後の沖縄、そして日本はどのようにあるべきか、そして私達に何ができるかも考えてほしい」との挨拶があった。次に地元を代表して、金城雄高現地実行委員長から、「3日間の取り組みを通じて、学習や行動の中で感じた沖縄の歴史や現状を、それぞれの地域や職場へ持ち帰り、次世代へ平和のバトンを引き継ぐ行動・運動の展開につなげて頂きたい」と挨拶があり、引き続き、石橋みちひろ参議院議員から、激励・連帯の挨拶があった。その後、田中哲一現地実行委員会事務局長より3日間の行動提起がなされ、最後に支援スタッフのNTT労組九州総支部・彦坂侑さんの力強い団結ガンバローで終了した。

2日目・24日

3.

2日目は、戦跡・基地学習行動として、130人余の参加者がバス4台に分乗して沖縄県内の「戦跡・基地」を学習した。

  1. 糸数アブチラガマ(自然洞窟)は、もともと糸数集落の避難指定壕だったものが、日本軍の陣地壕や倉庫として使用され、米軍上陸時には南風原陸軍病院の分室となった。軍医・看護婦・ひめゆり学徒隊が配属され、約600名の負傷兵が運び込まれたが、南部への撤退命令により多くの重症患者が置き去りにされた場所である。
  2. 近接しているチビチリガマとシムクガマ。チビチリガマは、避難していた住民140人のうち米軍の投降勧告を拒否して、85人が集団自決を遂げた。一方、シムクガマでは、同じく避難していた1000人あまりの村民の中に英語を話せるハワイからの帰国者がおり、米軍と交渉し避難者を説得して投降へと導き、「集団自決」することなく脱出した。この結末の大きな違いは、「捕虜になるな」との教育や「米軍の残虐さ」が宣伝されていたこと――等、集団心理、指導者・周囲の判断の違いが大きかったとされた。
  3. 嘉数高台(かかずたかだい)公園(普天間飛行場)は、沖縄戦の最高激戦地となった場所。上陸した米軍と16日間一進一退の攻防を展開した結果、日本軍は多大な戦死者を出した。破損したトーチカ、弾痕が残っている。
  4. 嘉手納飛行場(道の駅かでな)は、嘉手納町・沖縄市・北谷町に跨る極東最大の軍基地。嘉手納町における面積の82%を占めている。住宅地に隣接する在日米軍の一大拠点であり、周辺住民は長年にわたり航空機爆音の大きな影響を受けている。

3日目・25日

4.

行動最終日は、平和祈念公園にて慰霊式(逓魂之塔)が行われた。逓魂之塔には、満州事変から沖縄戦までに亡くなった逓信職員506柱の御霊を祀ってあり、毎年6月23日に、NTT、日本郵政グループ、沖縄セルラーの三社合同で追悼式を行っている。
はじめに先の大戦で亡くなった人々へ哀悼の意を込め黙とうを捧げた後、主催者代表として十川副中央執行委員長は、「無念のうちに亡くなられた方々の尊い犠牲を無駄にしないためにも、私達一人ひとりが、今を生きる者の責任として、恒久平和の実現に向けて努力を続けていくことを誓います」と挨拶した。引き続き、十川副中央執行委員長・金城現地実行委員長、相馬退職者の会事務局長・喜久里艶子退職者の会沖縄支部協事務局長が焼香および献花を行い、さらに、各号車代表者から千羽鶴を献鶴し、閉会となった。その後、戦跡学習として、「平和の礎~平和祈念資料館」「ひめゆりの塔~ひめゆり平和祈念資料館」「魂魄の塔」を巡り、学びを深めた。

5.

午後からは平和学習会として、石橋みちひろ参議院議員から、「基地うしぬきてぃ平和な島へ~創り育てる平和のために、今こそ行動を!」と題した講演が行われた。
引き続き、報告集会・解団式が行われ、参加者を代表し、高田潤一さん(NTT労組ドコモグループ本部)、渡邉謙さん(通建連合シーキューブ労組)、江藤鈴さん(KDDI労組KDDIエンジニアリング支部)が、本行動を通じて感じた想いや今後に向けた決意等を報告した。次に行動まとめとして、青木哲彦中央運動推進局長から、「情報労連は、働く仲間と共に声をあげ、地域社会とつながり、国際社会と連帯しながら、『創り育てる平和』の実践を続けていく」とする平和アピールが提案され全体で確認した。

6.

続いて、次の平和四行動の開催地に平和の想いを繋ぐため、金城現地実行委員長から広島県協・凝重(こりしげ)誠ハイエレコンユニオン委員長にピースフラッグがリレーされ、最後に支援スタッフのNTT労組東京総支部・青海和美さんが力強い団結ガンバロー三唱で締めくくり、「2026沖縄ピースすて~じ」の全日程を終了した。


ひめゆりの党
平和の礎
沖縄戦最大の激戦地、嘉数高台

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