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NTT労働組合退職者の会

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2026年3月4日
「ジェンダー平等推進」についての学習会を開催

中央協議会は、2月24日13時30分より、ジェンダー平等推進の一環として、『人生100年時代の高齢者の暮らし ジェンダーの視点から』の学習会をZoomで開催した。

初めに中央協議会を代表して川辺会長は、「第51回衆議院議員選挙について、最重要として取り組みを展開した組織内の「たじま 要(千葉県第1区)」と組織重点の「西村ちなみ(新潟県第1区)」「小川じゅんや(香川県第1区)」は当選を果たしたものの、われわれが基軸とした中道改革連合は惨敗し、推薦議員の多くは議席を失った。

衆院議員で与党過半数割れの状況が消え、「選択的夫婦別姓」制度の導入は厳しい状況になった。

惨敗の要因は様々言われているが、マスコミ報道によれば中道改革連合の立ち上げから選挙戦までの期間が短く、党の理念、政策など理解されず、数合わせとの指摘を払しょくできず、安全保障、原発、基地問題などの基本政策が曖昧であり、立憲支持者、公明支持者など約三分の一の票が他党へ流失したのではないかと報道されている。

高市政権は、今後、衆議院の3分の2の議席をバックボーンに、安保3文書の前倒し改定をはじめとする防衛力強化と安保戦略の改定などの政策を推し進めていくとしているが、われわれは今後とも平和で安心して暮らせる社会、社会福祉制度の充実を求め、これからも声を上げ続けなければなりません。

今選挙戦は、短期間で厳冬期の中、北海道から沖縄までの全国の退職者が、現・退一致で推薦候補の必勝へ向け取り組みを展開していただいた。全国の支部協役員、会員と家族、組合員の皆様に感謝とお礼を申し上げる。

なお、先週会員宅に届けられたA4判の退職者版号外は、NTT労組新聞が中央委員会特集号やNTT労組新聞休刊日と重なり、会員への選挙結果報告が3月2日以降となるため、中央協として号外を発行したので、ご理解をお願いする。

本日の学習会の講師として広島から来ていただいた春日キスヨ先生は、家族社会学と福祉社会学を専門とする研究者。

2023年3月の日本退職者連合のジェンダー平等推進学習会で本日の講演テーマである『人生100年時代と高齢者の暮らし ジェンダーの視点から』の講演を聞き、自分に当てはまるものが多くあり、身につまされる思いだった。ぜひ多くの役員の皆様に聞いていただきたいと思い、昨年の全国交流集会に講師依頼をお願いしたが都合がつかず、やっと本日実現した。

私たちの退職者の会の会員数は約12万人で平均年齢は76歳であり、毎年1歳ずつ上昇している。80歳以上の会員は約35,300人、約29.5%となり、100歳以上会員は52人となっている。そして二人暮らし会員、一人暮らし会員が増えている。支部協では、そうした会員も含め「お元気ですか」コールや「お元気ですか」訪問を実施し、会員との「つながり」を深めている。高齢化社会の中で認知症や寝たきりなどの介護問題は避けて通れない課題となっている。「いずれは自分にもくる」という思いで講演を聞いて、参考にしていただきたい。」と挨拶した。

学習会

学習会は、社会学者の春日キスヨ様より『人生100年時代と高齢者の暮らし ジェンダーの視点から』のテーマで、「皆さんと一緒に考えて行きたい事として、①超長寿化、家族変化が進む時代の暮らし方、つながり方②健康増進、介護、終活という問題文脈でなく、現代社会の高齢親世代、子世代がもつ不安の背景にあるものとは?③ケア負担が女性に重いジェンダー意識が強い日本で必要な意識改革、関係の組み換え、社会制度とは?」について講演された。

講演では、①高齢者の暮らしイメージを「人生70年時代」の高齢者モデルを「人生100年時代」高齢者モデルに転換する必要性、②一人暮らしだけでなく、長寿期夫婦の二人暮らしの高いリスク、③教育中心「夫婦中心」で「戦後家族」を生きた「老いた親のケア」をめぐる親子関係規範の混迷期を中心に、実際に出会った事例、「100歳まで生きてしまう時代」の背景、問題点などの話があり、「自分が80歳、90歳後半まで生きる時、どう生きるかイメージを持つためにも元気なうちに施設見学などをして、どんなかたちで生きるかイメージすることが必要」と話された。私達は「人生はアッという間」を肝に銘じ、介護・医療・福祉制度の重要性を自覚し、関心を持ち、知識を蓄えなければならないという事を改めて認識する有意義な学習会となった。


講演する春日キスヨ社会学者

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