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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2023年10月23日
第25回全国総会

第25回全国総会は、9月28日、東京ドームホテルで、代議員78名、オブ、来賓など約150名が参加し開かれた。

司会者の本橋副会長が開会挨拶。冒頭この一年間で3107名の会員が亡くなられたことに対し、ご冥福を祈って黙祷をささげた。

この後、議長に千葉県支部協の保坂代議員を選出した。

保坂議長は「今年は節目の第25回の全国総会、代議員の皆さんの真摯な討論をお願いし、円滑な議事運営を務めていきたい。」と挨拶した。

最初に森嶋会長は「『退職者の会』は1973年、会員4082人で発足し、幾多の困難を乗り越え、今日12万5千を数える大組織と発展し、今年結成50周年を迎えた。関係諸団体の理解と協力に感謝を申し上げる。多くの課題もあるが、50周年を契機に課題克服に向けた新たなスタートを切りたいと決意している。課題については①『雇用環境の変化に伴う退職者の会の対応ついて』、②『今後の退職者の会の活動のあり方』、③『政治課題について』全体で確認したい。」と述べた。(詳細別紙1

続いて、中央本部を代表し、鈴木中央執行委員長は、「日頃より、平和、人権、環境など社会的価値ある活動や私たちの暮らしを守る政治活動など、『現・退一致の運動』の協力に感謝申し上げる。①NTT労組は7月11~12日第26回定期全国大会を開催し、取り巻く環境の変化を的確に捉え、困難な課題には真正面から向き合い、議論を積み重ね、強い組織として運動を展開していくこと確認した。②退職者の会員拡大の取り組みは、年々低下し2023年度の加入率は43.8%で、2年連続で50%を下回る厳しい結果になり、責任を強く感じている。加入促進に向け、責任をもって取り組んでいきたい。③自民党は『防衛費増額確保に伴う財源確保策』として、政府保有のNTT株の売却する案が浮上し、完全民営化も含め『NTT法のあり方に関する検討するプロジェクトチーム』設置し検討を開始した。また、総務省は2030年頃に『電気通信事業法』『NTT法』のあり方について検討するとしている。NTT労組として世界の恒久平和をめざす観点から株売却による防衛費の財源の充当については『反対』であり、情報通信政策については、組合員・社員の雇用・労働条件に関わる極めて重要な課題であることから、論議動向を注視し必要な対応を行っていく。④第27回参議院選挙の取り組みについては、全国大会で組織内候補を擁立することを決定した。政治に対する高い志と倫理観、情熱を持って活動を行なえる候補者の選出に向け加速していく。また、解散総選挙もささやかれているが、いついかなる場合においても対応できるよう万全を期すので、退職者の会の理解、協力をお願いする。」と挨拶を述べた。

次に、情報労連中央本部水野書記長は、「日頃より、各地域における情報労連運動への協力に感謝申し上げる。特に、今年3月に実施したトルコ・シリア大地震緊急支援カンパに、全体で2800万円を超える賛同を頂いた。情報労連は昨年60周年を迎え、今年の全国大会では、『自分たちだけの利益追求ではなく、すべての人が幸せになれる社会』をめざす『社会的価値ある労働運動』の『基本理念』『行動指針』を再確認した。一方で最大33万人にいた組織人員は現在19万人に減少している。存在感のある産別運動を展開していくため、NTT法の見直しを含め、情報通信政策については、NTT・KDDI・ソフトバンク3キャリアの産別労組として、この国の情報通信をどう描いていくか、検討を深めていきたい。引き続き加盟組合とともに次代へつながる運動を着実に進めるため、ご指導をいただき、一層の支援をお願いする。」と挨拶を述べた。

次に、野田電通共済生協理事長は「今年も台風、豪雨、竜巻、雹等自然災害が多発し、被害にあわれた方へお見舞いを申し上げるとともに、共済金の支払いに全力をあげる。
退職者の会は50周年を迎えたが、生協をはじめ、きらら保険サービス、労連共済本部、ユアサポートも共に歩んできた。現状、組合員が減少し、職域であるが故厳しい状況に直面しているが、更なるチャレンジをし、組合員、その家族の喜び・悲しみに寄り添いながら、信頼される福祉事業体を目指していく。」と挨拶を述べた。

続いて、田嶋要衆議院議員、岡本あき子衆議院議員、吉川さおり参議院議員、石橋みちひろ参議院議員から、秋の臨時国会に向けて、防衛費財源確保に伴う経済政策、情報通信政策等の対応について、決意を述べた。

その後、川辺事務局長が①「一年間の活動を振り返って」、②「2023年度具体的取り組み」(別紙2)、③「2022年度決算報告」、④「2023年度予算(案)」について、一括提案した。

続いて、水野監事より2022年度会計監査報告が行われた。

質疑・討論

滋賀・須賀代議員

  1. NTT労組新聞・退職者版「ひろがりネット」に、クイズ等、高齢者が楽しめる企画をお願いする。
  2. ブロック会議について、毎年決められたブロック単位となっているが、交流を深めるため、近畿、中国、四国等を再編成して開催して欲しい。

和歌山・藤田代議員

  1. 緊急連絡先の登録について、連絡先については、災害時の安否確認以外使用しないことを明文化してほしい。また、時間が経てば連絡先が変わる可能性がある。メンテについてはどのように対処していくのか。
  2. 2025年の参議院議員選挙について、鈴木中央執行委員長の挨拶で、志の高い人、正義感の強い人を擁立すると言っていたが、来年の春の中央委員会で決めるのでは、立ち上がりが遅すぎる。石橋の選挙総括を踏まえれば、来年からの取り組みで対応するのか。極論を言えば、秋の臨時中央委員会を開催しNTT労組の決意を示してほしい。

鹿児島・酒匂代議員

  1. 各支部協で50周年を迎える所は、どのような事業を計画しているのか。鹿児島では昨年12月に役員会を開き、「汗をかこう」として、会員約2500人に安否確認を含め会員宅を訪問し記念品を贈呈した。準備期間は3か月を要したが、訪問は1週間で97%を達成し、会員も喜んでくれた。
  2. 役員から4名を選出し、会員とのコミュニケーションを図るため、メール、写真の投稿を主軸にホームページを立ち上げるが、各支部協からのアドバイスが欲しい。是非メールでご意見を頂戴したい。

中央協

  1. 「ひろがりネット」については、情宣部と連携して、編集会議等で検討していきたい。
  2. ブロック会議の編成については、交通費等経費の問題がある。また、地域の環境が似ている方が活動がわかりやすい。他のブロックの支部協の取り組みについては、ホームページに掲載しているので参考にして欲しい。
  3. 連絡先の登録については、個人情報であり本人の了承を得ることが前提、「例文」にも記載した。支部協ニュース等で会員に趣旨を十分説明し取り組んでほしい。連絡が取れない会員もいると思うができる限りの対応をお願いする。
  4. 鹿児島の取り組みは、会員に気持ちが伝わり、敬意を表する。
  5. ホームページの開設に向け、各支部協からのメール送信を期待する。

森嶋会長

参議院議員選挙の候補者擁立に向け、退職者の会は主体的に決定する立場ではない。
擁立することは決めているので、候補者は基本組織が選んだ人を応援するしかない。早く決めることが最低条件で、規約上、候補者は議決機関で決定する事項だが、個人の考えとして、組織として意思決定した時点で事実上スタートと考えている。退職者の会として取り組みに限度があり、早く意思を固めて欲しいと思っている。

京都・木戸代議員

中央執行委員長の話であるが、特に、「高い志と倫理観、情熱を持って活動を行える候補者の選出・・」との発言は、現職の吉川さおり参議院議員を前にしての発言であり気にならざるを得ない。現役の参院選総括は「組織的危機感を持って行う」としたこととの関連で、候補者擁立決定に向けて環境整備{組織内の決定プロセス、多産別の支援体制等}に時間を要するとの判断から、丁寧な取り組みをしているにしても、この間の吉川さおり議員への評価からして、いたずらに時間をかけることは得策ではない。
また、退職者の会は参院選総括で「現役との合同対策本部の設置を要請する。その上で、現・退一致の取り組みを展開する。」とした。これは重要なポイントであると理解していた。先般、近畿ブロックとの意見交換会(現役、情報労連も参加)を行ったが、「合同対策本部の設置」の認識は現役で共有されていない。これらを含め、中央協には「吉川さおり4選」に向けた環境整備が進むように頑張ってもらいたい。

中央協

森嶋会長

候補者については、基本組織が決める。踏み越えることはしない。方向が決まったら取り組んでいく。NTT法の改正もあり組織内議員を失うことは大変なことになることを念頭に置いて現役も取り組んでほしい。

この後、全ての報告・提案に対し、満場一致で承認された。

次に、表彰事項について報告された。
永年役員表彰は、3名の支部協会長・事務局長(別紙3)に対し、永年の活躍に対し、森嶋会長から表彰盾が渡され、記念品が贈呈された。

機関紙コンクール表彰(別紙4-1)は、最優秀賞に静岡・磐田地区協議会の「とんぼ」(別紙4-2)1紙、優秀賞は、山形県支部協議会の「すこやか100」をはじめ6紙、努力賞は、北海道・帯広地区協議会の「ひろびろ十勝」をはじめ8紙を発表。
表彰については、今年度より最優秀賞については全国総会で表彰状と副賞を贈呈、優秀賞・努力賞については支部協議会へ付託することとした。

次に小倉事務局次長から、役員の選出(別紙5)が提案され、全体の拍手で確認された。

議長解任後、森嶋会長の音頭で団結ガンバローを三唱し、全ての議事が終了した。

総会終了後、「退職者の会結成50周年レセプション」が、総会代議員、日本退職者連合、NTT労組、情報労連、友誼団体、福祉団体等約200名余りが参加し開催された。


挨拶する森嶋会長
挨拶する鈴木委員長
提案する川辺事務局長
発言する滋賀・須賀代議員
発言する和歌山・藤田代議員
発言する鹿児島・酒匂代議員
発言する京都・木戸代議員
永年役員表彰
機関紙コンクール表彰
退任あいさつする佐々木副会長
退任あいさつする上野副会長
団結ガンバロー

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